〔インタヴュー〕松下浩二さん(卓球選手・(株)チームマツシタ代表取締役社長)
――チームマツシタの業務内容は?

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松下選手 今、ここにいる岸川〔聖也選手〕のマネジメントをしています。加えて、ドイツに来ている他の選手の契約に関することも手伝ってあげたりしています。あとは、卓球大会の興行ですね。
――現在までに、卓球大会を何回開催したのですか?
松下選手 今まで、3回、卓球大会を開催させていただきました。そのうち2回は中国です。もう1回は、「あいおい・トヨタカップ2005」という大会で、日本で開催しました。
――この大会の「意味」は、いったい何だったのでしょうか?
松下選手 卓球を通じて「アジアの平和」を訴えていこうというのが、この大会の「意味」でした。
「卓球外交」もしくは「ピンポン外交」という言葉があります。例えば、北朝鮮と韓国の選手をまとめて一チームとして選手権大会に出場させたりして、卓球を通じて交流を深めていこうとする、それが「ピンポン外交」なのです。
私自身もいろいろと外に出て、外の選手と仲良くなっていこうと思ったわけですが、卓球を通じて、そういった人間同士の関係がないといけないと思うのです。今のスポーツは、あまりにも商業的な部分が大きくなり、「スポーツビジネス」という名のビジネスになってきていますよね。そうではなくて、この大会ではスポーツを通じて「アジアの平和」を訴えたかったのです。

――12月25日の「あいおい・トヨタカップ2005」の会場には、多くの人々が足を運び、大会は大成功だったと聞いています。その理由には――普段だったら走り回る子供たちが、「次に何が出てくるのだろうか」と、ワクワクと心を驚かせながら、じっと会場を見つめていた――そんなすばらしい演出があったからといわれています。そういった演出も、「チームマツシタ」で企画・運営されているのでしょうか?
松下選手 演出のほうは、プロのイベント屋さんに任せているのですが、アイディアを出していたのは私たちです。卓球をただ単にやるスポーツと考えるのではなく、「どういった風に見せたら、お客さんが卓球に見入ってもらえるのか?」という観点の下に企画をしました。そこでは、今までいろんな国々に行って、「どうして見せたら面白いのかな」と自分の体験の中で学んできたことを、生かしています。
――今年も、このようにすばらしい卓球大会を開催されるのですか?
松下選手 今年もやりたいのですが、まだ会場が確保できておらず、調整中の段階です。もしかしたら延期するかもしれませんが、これからも続けてやっていくつもりです。
