2006年08月27日

「首相のステーキ」が食べられるレストラン――シュヴァルツァー・ハーン

ハーン氏
オーナーのハーン氏。
シュヴァルツァー・ハーン店内で。

〔シュヴァルツァー・ハーン〕

ここダイデスハイムでは、1971年に、ハーン家一族が、ホテルとレストランの経営を始めた。ホテルのほうは、州の中で二番目に「五つ星」を獲得した、素晴らしいホテルに成長した。そして、このハーン家のレストランこそが、本稿でご紹介するシュヴァルツァー・ハーンである。

シュヴァルツァー・ハーンは、戦後最長の在任期間を誇るヘルムート・コール元首相が、その在任中(1982年から1998年まで)に、さまざまな有名人や国賓を招待したことで、一躍脚光を浴び、一挙に有名になった。

オッガースハイム(Oggersheim)にあるコール氏の私邸が近いことも幸いしてか、氏が首相だった16年間には、錚々たる面々がこのレストランを訪れている。

主なところを挙げると、イギリスのエリザベス二世女王、マーガレット・サッチャー元首相、スペインのフアン・カルロス一世国王とソフィア王妃、ロシアのゴルバチョフ元大統領やイェリツィン元大統領、フランスのシラク首相(現大統領)、チェコのハヴェル元大統領といったところである。ここダイデスハイムは、文字通り世界史の舞台となったといえよう。

その他、スペインのオペラ歌手ホセ・カレーラス(José Carreras)やモンセラート・カバリェ(Montserrat Caballé)、ドイツのテレビでお馴染みの司会者トーマス・ゴットシャーク(Thomas Gottschalk)、レーシングドライヴァーのミヒャエル・シューマッハー(Michael Schumacher)、フランスの料理王ポル・ボキューズ(Paul Bocuse)など、数多くの著名人がここを訪れて会食をした際の思い出の写真が、今も所狭しと飾ってある。

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