2006年08月27日

「首相のステーキ」が食べられるレストラン――シュヴァルツァー・ハーン

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ダイデスハイムの旧市庁舎。レストランの向かい側にある。現在はワイン文化博物館となっている。

〔首相のステーキ〕

さて、コール氏の一番のお気に入りは、ここプファルツの名物「ザウマーゲン(Saumagen)」である。コール氏が喜んで食したために、「首相のステーキ」の異名を取るようになったほどの好物である。

ところで、この「ザウマーゲン」という名前。初めて耳にする人は、必ず、

「何それ? 食べられるものなの?」

と聞いてくる。

それもそのはず、直訳すれば「牝豚の胃袋」になるので、内臓を想像してしまい、ドイツ語がわかる人なら気持ち悪がるのも当然のこと。

ところが、一口食べてみると、それまでの疑心暗鬼もどこへやら、とてもおいしい。油っぽいものが苦手な日本人にも問題なく食べきることができ、「注文してよかった!」と思える一皿である。

この料理は、その名の通り豚の胃袋の外皮を使い、中に小口切り・ミンチの豚肉・じゃがいも・たまねぎ・香料を詰めて、3~4時間かけて蒸しあげた、いわばジャンボ・ソーセージである。このザウマーゲンが輪切りとなって、ワイン・ザウアークラウト(Weinsauerkraut、キャベツに白ワインを加えて漬けたもの)や、生クリーム入りのとろけるようなマッシュ・ポテトなどとともに出てくる。

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